毎日のカンファレンス
私たちさいわい診療所は、毎日昼休みのあとにカンファレンスをしています。
医師・看護師・事務・放射線技師・検査技師など全職種が参加し、各職種から患者さんの病状や、生活背景など多方面から気づいたことを報告・共有し、よりよい治療方針をたて、生活支援をすることを目標としています。必要な患者様には介護保険の申請をすすめたり、経済的に治療が困難な状況になっている患者様には生活保護制度など社会資源の活用も支援しています。
また、「ひやりはっと事故報告」といって、業務の中で間違えそうになって「ひやっ」とした事例や、残念ながら事故となってしまった事例を報告します。その事例は後日院所内の安全委員会で深く検討し、なぜそのような事故が起きてしまったのか分析し、改善策を担当部門へ提案します。より安全で安心の医療を患者様に提供することを目指しています。
事務は来院されなかった予約患者様に電話をし、病状をうかがっています。うっかり忘れていた場合は薬がなくならないうちに予約を取り直したり、早めの来院をおすすめしたりします。時には病状が悪化して入院されたり、来院困難な問題が起きていたりすることがわかることもあり、電話かけを大切にしています。